脱がせたい。後編

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「つまりその、おまえは同性愛ではなく、俺との愛に目覚めたということなのか?」 わざと皮肉を込めた言い方をして、エロい気分を切り替えさせてみる作戦だったのに、 「……ああ、その通りですね」 あっさりと頷かれてしまい、イケてるスマイルまでかまされた。 ダメだ……俺には、この超が付くイケメンから逃げる(すべ)が見つけられない。 「じゃあ、やっぱり俺が脱がしてあげますね」 何がじゃあなんだと思う間にも、俺の肩からスーツが脱ぎ落とされ、シャツのボタンが外された。 「まっ、ほ…すぅ?」 「……まほす?」 "まさか、本当に、するのか?" と言いたかったのだが、まったく言葉にはならなかった……。
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