脱がせたい。後編

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「だが、かわいいは……やめろ」 モテる男との歴然の差にちょっとだけ悔しくもなって、ささやかな反抗を試みる。 「……かわいいから、かわいいって言ってるんですよ。瑞樹先輩」 しかしそんな些細な反抗はお構いなしにスルーされて、お腹周りを辿っていた口が、ベルトを咥えて外そうとして、 「おおお、おい!」 それはどういった展開なんだよと、驚いてバックルを押さえた。 「……大丈夫ですから、この俺に全てを委ねてくださいよ」 言い聞かせるような口調に、抵抗する気力が封じ込められる。 「……イかせてあげますから」 ズボンが下着とともに引き下ろされた。
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