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バイト先までバイクで通っていたが、店内から雨を見つめていた。 「マジかよ…傘持ってきてねぇ…」と言うと、理沙が「あっ、あの!良かったら、送りますけど…」と言うと「これくらいの雨だったら、平気だよん♪あんがと♪」と言いながら、理佐の頭を撫でた。 理佐はドキドキしながら、レジのお金チェックをし始めた。 雨が降っているときはいつも暇だったから、バックヤードへ行くと二人はそこで夕食を食べた。 今日も伊織が買ってくれて、理佐は何度もお礼をした。 「そんなに何度もお礼をしなくてもいいよ♪いつもお菓子をくれるお礼だし♪」と言うと、雷が近くで鳴った。 理佐はビクッとしながら「ヤダなヤダな…」と言いながら、耳を押さえていた。 伊織が「んっ?雷、嫌いなの?」と聞くと「大嫌いです…昔から怖くて…」と呟くと、俯いた。 すると、物凄い近くで雷が落ちて停電になった。 理佐が「きゃぁあー!!怖いぃ!」と言い、伊織に抱きついた。 伊織はそっと手を置いて「でぇーじょーぶだよ♪」と笑いながら言うと「ヤダヤダ…!怖いよぉ!」と言い、小刻みに震えていた。 優しく理佐の両肩を叩くと「もう怖くないっしょ?」と言い、ニコリと微笑んだ。 すると「目黒さん…何だか、ドキドキする…」と言い、顔を赤らめながら胸に手を押し付けた。 理佐は程よく胸があり、伊織がビックリしていると「目黒さん…怖い…」と甘えた声で言い、見つめるとキスをした。 唇を離すと、糸がツゥーと出てきて「私、初めて目黒さんを見たときから好きでした。だから、こうしたいの…」と言い、伊織に抱きついた。 伊織が「そっか…ゴメン。俺彼女いっから、こっから先へは行けない」と言い優しく引き離し、手慣れた様子で懐中電灯を見つけると、ブレーカーのある場所へと向かっ行った。 しばらくして「ダメだな。うちの店だけかと思っていたけれど、ここいら辺全部真っ暗だわ」と言い、戻ってきた。 理佐が「目黒さん、ゴメンなさい… 」と言うと「いいって。気にすんな♪」と言い、理紗の頭を優しく撫でた。 理佐は胸が苦しくなり、泣きそうになっていると明かりがついた。 「まだ油断は出来ねぇけれど、とりあえず良かった♪」と伊織が言うと「そうですね♪」と言い、理佐もホッとして、微笑んだ。 しばらくして雨も弱まり雷も遠くへと向かっていき、店長ともう一人夜の人が一緒に入ってきて入れ替わるで店を出た。
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