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寮に到着すると、風が「今日は集会だってたいにゃんから聞いたから、兄ちゃんの大好きなカレーを作ったよ♪」と言いながら、ニコニコと微笑んだ。 伊織が「凄ぇ…!風の料理が美味すぎて、5kg太っちまったよ♪」と笑うと「へへへ♪あとこれ、皆で食べてね?」と言いながら、クッキーを渡した。 集会のある日は、いつもクッキーを作って持たせていた。 そのせいなのか風はルックスとキャラクターを含めて、すっかり羅華愛屡と板金屋のアイドルとなっていた。 伊織の側に常にいるために誰も口説くことはしようとはしなかったが、大樹は風が出ていたポルノ雑誌や中々際どい写真集に内緒でサインをしてもらっていたが、風が正直に全部伊織に話してしまい、大変なことになったものの風が「たいにゃんは大切な友達だから、ダメだよ!」と言い、伊織を怒ったため何とか命拾いをした。 板金屋では、大樹の母親が妊娠をしているために大樹の母親の変わりで事務の仕事でお茶を煎れたり、そろばんを使って伝票の暗算をしたり、海外商品を取り寄せたいときに電話対応をしたりしていた。 風は、ドイツ語・フィンランド語・ノルウェー語・中国語・英語・ベトナム語・インドネシア語が話せるバイリンガルだった。 そのことに気付いたのは大樹の父親で、たまたまカメラの話をしていると「もしかして海外の言葉ってしゃべられるの?」と聞くと「うん♪話せるよ♪」と言い、普通に話し出した。 伝票の暗算も、電卓を使っていてイライラしている大樹の母親を見てそろばんを手にすると、狂うこともなく正確な数字を出したのを見て、元銀行で働いていた大樹の母親が「私より凄いわ…」と言わせたほどだった。 ただ難点は電話対応と、目上の人に対してタメ口で話してしまっていたが、それは大樹の母親や他の事務員の涼宮辰子(すずみやたづこ)がフォローをしてくれていたおかげで、風なりに頑張っていた。 夕食を食べ終え、風が食器を片付けていると「集会行く前に、一発してぇ…」と言い、伊織が風の背後に回るとセーター越しに胸を揉んだり乳首を指で摘んだりした。 風が顔を赤らめながら「いいよ♪」と言うと、手を拭いてベッドのある部屋へと行き、伊織を見つめるとディープキスをした。 だんだんと激しくなっていき、伊織が「その肩を出してる姿凄ぇかあいいから、犯したくなる…」と言いながら、仰向けにすると正常位でセックスをした。 風が「んっ…犯していいよ?」と言いながら、顔を赤らめて頷いた。 伊織が「じゃあ、遠慮なく犯すわ♪」と言いながら、乱暴に胸を揉んだり乳首を噛んだりした。 そのたびに風が「んぁあ…!」と言いながら、指を咥えながら声を我慢していた。 しばらくして、伊織の呼吸が荒くなっていき「風…中にまた出すからな?」と言いながら、風の腰を掴んで激しく突いた。 風も「兄ちゃあ…ん!ふうもイクよ?イクのぉお!!」と言いながら、仰け反って果てたと同時に伊織も「うわっ…!風ン中、キツくなってきた…出るっ!!」と言うと、中で射精した。 伊織が満足そうな顔をし、風を抱き寄せるとディープキスをした。 風が「兄ちゃんとこうして愛し合っていると、ふうは凄く幸せだよ…」と言いながら、伊織に噛み付くと「また噛み付いたか…」と言い伊織が微笑むと「兄ちゃんは、ふうのだもん♪誰にも渡したくないの…」と言うと、ニッコリと微笑んだ。 伊織は内心、シャワーをしたときや身体をあらうときに染みて痛かったが、その傷を見るたびにドキドキしていた。 シャワーを浴びて伊織が特攻服に着替えて、玄関へ行って風がキスをせがんできたからキスをすると、家を出た。
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