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アルバイトは、コンビニでアルバイトをしていた。
そこの店長と奥さんには良くしてもらっていて、可愛がられていた。
アルバイト仲間の稲毛理佐も、ほぼ同時に入って来た。
理佐は違う学校だったが、伊織に微かに片思いをしていた。
「おはようございます…」と理紗が言うと「おはよーさん♪今日も頑張ろう♪」と伊織が笑顔で返事をした。
理佐はその笑顔にドキドキしながら、バックヤードへと向かい補充をしていた。
この日はほどほどに忙しく、あっという間に時間が過ぎていった。
バイトが終わると、いつも理佐を送り届けてくれた。
今日も家まで送り届け、帰ろうとすると「あっあの、いつもありがとうございます！良かったら、これ食べてください…」と言い、手作りのクッキーをくれた。
伊織が「いいって♪いつもありがとう。おやすみー♪」と言いながら、クッキーを受け取ると帰っていった。
その後ろ姿にドキドキしながら、理佐は見送っていた。
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