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瑠音が戻ったようだったので、部屋を何度かノックしたけど、反応がない。電話をしても同様だ。
瑠音の部屋のスペアキーを部屋に取りに行った。
ちょっと嫌な予感がする。
スペアキーで部屋を開ければ、何があったか一目瞭然。
「相手は蒼馬?寝たの?」
瑠音の様子がおかしい。
泣いてるだけじゃない?
「何か飲まされた?」
涙でひどい顔になっている。
「。。リアム。。さん。。私」
多分、彼女の意思ではなかったんだろう。
それは分かるけど。
「病院に行ったほうがいいね」
彼女を連れて、コネのある個人病院に駆け込んだ。
性交は間違いないし、念のため精液のサンプルを採取してもらい、避妊薬を飲ませる。
あまりいい状況じゃないな。
それでもどうにか、瑠音を連れてホテルに戻る。
ベットメーキングを再度依頼したけど、やはり部屋を変えた方が良かったか。
「どうゆう状況?」
部屋に戻ると、そこには葉琉がいた。
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