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―一方、現代のサイバーアース・一般フィールド―
謎のコネクトメイルの暴走を食い止めるべく、有志連合が発足し、交戦していた。
なんと、現代のサイバーアースには数百体ものネオロイドが現れていた。
『なんて数だ…俺らだけでこの数とやりあうのか?』
『せやな…わいらだけやないとはいえ…この数はヤバすぎやろ。』
『ヒロくんが戻るまでは何としても耐えよう!僕たちがヒロくんに助けてもらったように…今度は僕らが頑張る番だ!』
影燕、ドルバーン、ヘラークスは殲滅作戦を実行していたがさすがに数が多すぎるため限界が近づいていた。
『そうね…私だって、馬宙君にばかりいい格好させたくないわ!』
『アタシだって、アイツばっかに主役面されるのは嫌よ!』
『先輩…早く戻ってきてくださいね。』
セレネース、ローゼルス、アサルトゥスも必死に数を減らすために奮戦していた。
しかし、ネオロイドは一体だけでもかなりの強さを誇るため、各個撃破が極めて難しく、殲滅作戦自体が思うように進まなかった。
『黒木流忍術…受けてみろ!』
〈影縫刀・極〉
影燕は黒いエネルギーを刀にまとわせ、敵陣を一気に駆け抜け、すれ違い様に斬りつけた。
『悪あがき上等!』
〈スカイハイ・アタック〉
ドルバーンは飛竜型に変形し、上空から急降下してネオロイドを全滅させた。
『行くよ、ヘラークス!』
〈ビート・キャノン〉
ヘラークスは胸部に武器を取り付け、物凄く太いビーム砲をお見舞いした。
確かに先程よりは数を減らしたが、まだまだ全滅には程遠かった。
『いい加減倒れろっつーの!』
〈ローズ・ラッシュ〉
『当たってくださーい!』
〈アイシクル・テンペスト〉
『このぉぉぉっ!』
〈クレセント・レインズ〉
ローゼルス、アサルトゥス、セレネースも負けじと必殺技でネオロイドの数を減らした。それでもまだまだ数十体は残っていた。
『俺の忍術でこの様か…』
『ケリがつかんもいいとこやで!』
『幸いにも数は減るだけで増えてない…』
『なんで減らないのぉ!』
『おかしい…なんで?』
『馬宙君…早く来て。』
六人はもうヘトヘトになっていた。
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