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そのため、ペガース内蔵のAIとの連携がうまく取れずに暴走してしまった。 『くそ…おい…どうしたんだよ、ペガース!オレの言うことが聞けないのか?オイ!』 ペガース内蔵のAIの暴走…それはコネクターの破滅を意味しており、このままいくと馬宙はAIに意識を乗っ取られることになる他、彼の脳に絶大なダメージを与えることになってしまう。 『暴れ馬と化したお前に私の相手はつとまらんよ!』 『暴れ馬ねぇ…確かにそうだけど、このままお前に倒されるなんてゴメンだ!むしろオレがお前をぶっ倒してやるぜ!』 ペガースとの連携がうまく取れないながらも馬宙は諦めずに相手に立ち向かった。 クロスカウンターでもいい!とにかく今はアイツを何とかして撃退して、この事を運営に伝えなきゃ! 『どこまでも諦めの悪い奴だな。未来でもお前の戦歴は称えられている。だが、未来ではお前のような感情で強くなる存在は妬み嫌われる存在でしかないのだ!』 ズガーン 『ぐぁぁぁっ!…だから何だよ!オレらが人間である限りは感情がある!感情はオレの最強最高の切り札だぁぁぁ!』 〈DANGER、DANGER、DANGER〉 ダメージ蓄積量、システム起動による機体の熱の増加でペガースは暴走していながらも少しずつボロボロになり始めた。 『これで分かっただろう…今もがいたところで未来のテクノロジーには誰一人として勝つことはできないのさ。』 『敵わなかったとしても、道連れにするくらいならできるぜ!』 ペガースのコントロール権を得た馬宙は相手のコネクトメイルを拘束した。 『…呆れた。あれほど剣を振り回しておきながら最後は道連れ自爆と。どこまでも愚かな奴だな。』 『刺し違えになってもいい…オレの友達をやったお前はこのオレが全力で倒してやるんだぁぁぁ!』 『だが、道連れは諦めろ。』 〈デュアルクロス〉 ペガースはX状に切りつけられた。さすがのペガースでもDANGERの状態でこの距離でこんな攻撃を受けたため… 避けれずにそれがクリーンヒットしたペガースはそのまま爆発四散した。
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