31人が本棚に入れています
本棚に追加
/63ページ
満月に名前を付けていた人々のこと
前の日記、ペコメありがとうございます(^_^ゞ
嬉しいぴょん
続きです。
資料を いくつか読みました。
あまりにも悲しく残酷な歴史を知りました(T_T)
アメリカ先住民のこと。
《コロンブスによる 新大陸発見 以前》
大きな大陸に、多くの部族がいた。
部族は それぞれ独立していて、互いに友好または敵対していた。
どの部族も 自然との調和を重視する 独自の精神文化。
人間だけでなく、自然を尊ぶ。
すべては みんなのもの。しかし、大地は 誰のものでもない。
所有するという概念が なかった。
人々は みな平等。個人を重んじる民主主義。
女は子どもを産むことから、家事と農耕に従事。男は狩猟。というのが一般的ではあったが、義務ではなく、個人の自由に任されていた。
男女の役割区分を決めない社会は、性的少数者も自由で平等な社会だった。
子どもたちは、自立できるように育てられた。
部族長は、部族内の もめ事を調停する立場であり、命令者では なかった。
《コロンブスによる大陸発見以後》
先住民は 契約の概念がない。文字がない。
そこにつけこみ、契約の概念と文字を持ち込んだヨーロッパの人々は、彼らが暮らしていた土地を奪っていった。
先住民は、ヨーロッパの人々が かかった病気の免疫をもたないため、さまざまな疫病にかかり、死んでいった。
『先住民は動物である』という政策のもと、狩られ虐殺されていった。先住民の頭の皮には、賞金がかけられていた。
《満月に名前を付けて 自然と共存していた人々の生き方》
彼らが築いてきた社会には、現代社会には足りないことが いくつもあると思いました。
彼らの生き方を、心から尊敬したいです。
最初のコメントを投稿しよう!