空飛ぶタイヤ(ドラマW)

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連休最終日。テレビにはりついてました。 観た作品は、空飛ぶタイヤ。 録画しておき、コマーシャルを飛ばして観るのが、我が家の視聴スタイルです(^_^ゞ (T_T) 感動しました。 弱小企業が 大企業の不正に立ち向かう姿勢。困難な状況の中で、深まる家族の絆。 実話をもとに著された物語だそうな。 で、実際にはどうだったのか、調べてみました。 不正なリコール隠しをしていたのは、日本国内でも大手の自動車メーカー。 欠陥がある自動車を、なんと20年以上にわたり、優良自動車だとウソをついて販売していました。 欠陥自動車ですから、当然、事故が起きます。 しかし、メーカー側は責任逃れ。 事故の原因は、運転者にあった。または自動車の整備が不十分だった。という具合に 被害者を加害者にして、知らん顔していたのでした。 コンプライアンスって何? 欠陥自動車を、優良自動車だとウソをついて販売して、儲けていく会社方針って 何なの? 危険な世の中をつくる大企業の方針が、実在してたことが、 とても怖いと思った。 空飛ぶタイヤのモデルになった弱小企業は、 小さな運送会社。 ドラマでは、この運送会社の社長さんと従業員が団結して、困難な状況の中で メーカーの不正に立ち向かいます。 しかし、現実の運送会社は、廃業に追い込まれたそうです。 メーカーの不正は、内部告発によって明るみにされたそうです。 内部告発にいたるまで、20年以上もかかったそうです。 会社は組織です。 でも、こんな非道な自社の方針に立ち向かい、 正しいことをしようと、戦ってくれた社員さんたちがいてくれたんですね。 ただ、廃業に追い込まれた会社は、再起できなかったようで すごく悲しい。 20年以上の歳月では、そういった悲しい人たちが、たくさんいたんじゃないかな?
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