五月専用。夏の事故防止

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五月専用。夏の事故防止

根屋の舌は柴崎にからめとられていた。 「んっ・・んっ・はあっ」 「ほら、これ忘れてる」 そう言って柴崎は根屋のシャツのボタンを外していく。 「えっ?いや・・つい・・」 シャツの上から乳首をキュッとつままれる。 「あっっ!」 指でクリクリと転がされ、もう片方はシャツをめくられ肌が露になった。 「んっ・・ゆ・・ゆび・・やめ・・」 「ふうん?指やなんだ。じゃあ反対側にしましょうね」 そう言って柴崎は舌で根屋の乳首の先をつうう・・と這わせる。 「あっ!ああっ・・あっはあっ・・んんっ・・そ・そこお・・・」 「五月さん。俺の腕つかんで?」 柴崎に言われ腕をつかむ。体を反らせながら、 強く握ったまま柴崎の腕を離さない。 「でもね、今日はお仕置きの日なんですよ」 「あ?」 「この前言ったのにシャツだらしないんだもん。おしおき」 そう言って柴崎は根屋の首にかみつく。 「いてっ。何すんだよ一体」 更衣室の鏡を見ると鎖骨のそばがくっきりと赤くなっていた。 「柴崎君?」 「はい」 「これでむやみに女の子に声かけられないし、薄くなってきたら、 部活のたびにしっかりつけるし、夏の火遊び撲滅キャンペーンですよ 俺の前以外では肌見せ禁止」 「柴崎、てめえ、俺の夏休みを返せ」
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