67人が本棚に入れています
本棚に追加
カレー曜日*辛口②(R)
「あのね、ちょっと試したい事があるんだー」
根屋が怯む。
「な、なんだよ・・・」
「泣かせていい?」
カチーン
「俺が泣くと思ってんのかよ!」
「何かまた指入れたらイッちゃいそうだけど、出した方がいいかなあ」
「ごちゃごちゃ、うるせえなあー」
「む。そっか辛口だもん。ちょっと意地悪でもいいよね」
そういうと柴崎は根屋をグッとつかみ、指を入れ、
さっきより激しく動かす。
「はーい。ここが弱い所でーす。さっきよりグリグリいきまーす」
「あーっ!あっあっ・・だめっ・やあ・・やああっ・・
やだやだ出ちゃ・・・」
「イッ・・イッちゃう・・ん・・あ・あつい・・そこ・・あついよう・・・」
「僕の子猫ちゃんは本当にいじめがいがあるよ・・ねっ」
柴崎がグッと力を入れたら、根屋の呼吸が一瞬止まった。
「はあああっ!いやああ・・・!!」
「俺、だめっていった・・・」
根屋はのどをコホコホしながらぼやく。
「ん。叫びすぎちゃったかな」
口移しで柴崎が水を飲ませる。
ふう・・・と根屋が大きく息をする。
柴崎が根屋を軽く抱きしめ、愛おしそうに汗で額に着いた髪を戻していた。
「ねえ、五月。俺試してみたい事があるんだっていったよね」
・・・あ?このタイミングで?
「何かあまり楽しくなさそうだよな?」
怪訝そうに根屋が吐き捨てる。
「違うよー。五月がどんな風に変わったかなあ?って」
「あ、何だよ」
柴崎が楽しそうにキスをする。
「そろそろ息も落ち着いてきたよね?」
にっこりワクワク顔がとても怖い。
「大丈夫。大丈夫」
にゅるにゅるにゅる・・・
「じゃあ、また冷たいの塗るよ?」
「・・・ひゃあ」
最初のコメントを投稿しよう!