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カレー曜日*辛口④(R)
「もっもう・・・やっ・・・」
根屋はもう先が濡れそぼっていた。
「最後は顔見たいから、こっちむいてね」
正面を向いた根屋の瞳はうっすらにじんでいた。
「ゆ・・ゆ・う・・」
「もう。瞳がうるうるで、すごくかわいい五月」
「あっ・・んんっ・・も・もう・・・だめ・・無理・・・」
「ねえ、五月。俺のこと好き?」
『何いきなり、今さらなことを言い出すんだコイツは』
「一度も言われた記憶がないんだよねー。聞きたいなあ」
『こいつ!!』
「ねえ?ねえ?」
「やあっ!うごいちゃ・・はんそく・・好き・・好きだよ・・ゆうや・・・」
柴崎はすごく嬉しそうな顔をして、
「俺も大好きだよ五月。俺の大切なたからもの。だから天国行ってきて?」
柴崎は根屋の腰が少し浮くように突き上げる。
だんだん強さとスピードが上がっていく。
「あーっ!あーっ!やだっ・・だめっ・やだっ・・・こわれるっっ」
「あっ・・おくに・・おくにいい・・・あたって・・・もうだめっ!」
『ん?俺、寝てたのか?』
根屋は少しずつ目を開けていく。部屋がまぶしい。
『俺どれくらい寝てた』
スマホを見て驚く。
「え?なにこれ?」
起き上がった途端に腰に猛烈な重みが来る。
「うっ」
「起きた?五月」
根屋の横で柴崎が微笑む。
「俺・・・」
「ふふっ。五月ね、最後意識飛んじゃったの。サイコーにかわいかったよ」
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