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第3位:足の小指のつけ根
《評価》
・驚き★
・珍しさ★
・かゆさ★★
・困った★★
これは、刺されたらつらい箇所の王道である。
ゆえに、驚きや珍しさはほとんどないが、とにかくつらい。
かゆいのに、上手くかけないのだ。
刺されたのは、小指の外側だ。
足の裏ほどではないが、皮膚がだいぶ厚くなっている。長年、靴を履き続けたためと思われる。
皮膚が厚いと、いくらかいてもかゆみに届かない。
おそらく、かゆみはこの皮膚の下にあるのだ。
もう、薬を塗って我慢するしかない。
家にいる時はまだいい。
本当に大変なのは、満員電車に乗っている時にかゆみウェーブが到来してしまった場合だ。
ひたすら頭の中に雑念を詰め込んでかゆみを追い払うか、不審者となる覚悟を決めてもぞもぞするしかない。
~*~*~
第2位:パンツの中
《評価》
・驚き★★★
・珍しさ★★★
・かゆさ★★
・困った★
これは、衝撃度が群を抜いている。
始めにお断りしておくが、私はパンツは常に履く主義だ。
必要な時しか脱がない。
どこぞのギャグまんがの摂政とは違う。
そうなると、一体いつ刺したのよという疑問が湧くわけだ。
見つけたのは、風呂で体を洗っている時だった。
あかすりでお腹を洗った時に、ピリッと痛みを感じた。おや、とよく見たら刺されていた、という次第だ。
刺され痕をあかすりで洗ったら、そりゃ痛いさ。
しかし、痕はどう見たってパンツの中の範囲に位置している。
いつ刺した? まさか、トイレ?
否、パンツの上から刺したのか?
しばらく、風呂場で呆然と考えてしまったが、結局わからずじまいだった。
これは多分、刺した当人しかわかるまい。
ちなみに、治りは非常に早かった。
風呂から上がった後も、大してかゆくなかったし、痕もすぐに消えた。
第3位と合わせて考えるに、皮膚が薄くてやわらかい方がダメージそのものは少ないのではと推測している。
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