夜中に飲んじゃうカフェオーレ♪

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夜中に飲んじゃうカフェオーレ♪

 時間によっては、近くの居酒屋にでも行って、夕食を済ませようかとも考えていた。  お会計後、ズボンのすそ直しを待つこと、さらに30分。  店を出たときには、10時近くであった。 「うーん」  私はうなった。 「どこか居酒屋でも入るか、それでもコンビニで適当に買ってうちで食べるか。どっちがいい?」 「どっちでもいいよ」  もにゃもにゃ答える母。  おそらく眠くて頭が働いていないのだろう。子供か。  この近辺の飲み屋は、割と11時半くらいでラストオーダーを終えるところが多い。  何より、2人のこの疲れ具合だ。  まずは帰って風呂に入って、あとは寝るだけ状態にして、飲み食いをした方が気が楽でいいのではないか。  両手で抱えるほどの大きなビニール袋を私と母でそれぞれ抱えて、私の家に帰宅。  いったん、荷物を置いてから、近所のセブンイレブンに行った。  私はバッチリビールを飲むつもりなので、適当におつまみになりそうな惣菜を買った。  あとは、明日の朝ごはんにコロッケパンを購入。  母は全くお酒を飲まない。  お腹は空いているとのことなので、ドライカレーおにぎりとマカロニサラダを買った。 「あと、カフェオレ飲みたいんだよなあ」  母が言うのは、グリコの200mlのカフェオレである。  しかし、お目当ての商品は並んでいなかった。 「ないや」 「あるじゃん」 と私は言った。 「あれ」  別の棚に並んでいる、500mlのカフェオレを指さす。 「いやいやいや、あんなに飲まないし」 「余ったらうちに置いて行っていいよ」 「んー、じゃあ買う」
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