盲目という男

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 彼にはあらゆる物、色、形、全て肉眼で確認することができない。いや、許されてないと言った方が正しいのかもしれない。要するに盲目である。生まれつき盲目という訳ではないが、成長する事に失っていくというものだった。それがどれだけ恐怖で、どれだけ壮絶な人生だったか、私にはわからない。彼しかわからず、彼にしか受けられない罪なのだろう。しかし彼は足掻いた。足掻きに足掻きをして、盲目という険しい崖を登った。その道のりは前代未聞だ。そして誰も成し遂げたことがないものを彼は成し遂げた。だが、そのために彼は孤独というものを味わうことになってしまった。彼と私が会ったのはその時だ。  今回のターゲットは20代男性の男、職業起業家、2年前に起業起こし、USRというセキュリティ会社を立ち上げる。最近売上が右下がり気味だったが、セキュリティのレベルを格段に上げて発注の数が多くなり良くなったらしい。今回ターゲットに選ばれた理由は裏での金のやりとりである。ターゲットに選ばれる理由の多くがこの裏のやりとり。借金や密売、賭博…ターゲットにされる理由は様々だが、約8割が裏でのやりとりに対する依頼。俺たち二人によく依頼される。そして、今回は裏金を政府にこっそりと出している男がいて殺してほしいとのこと。何故かは答えなかったが、大体はわかる。というかこれを見ている読者もわかるだろう。その裏金と関係がある会社の社長が捕まえられる可能性があるということだ。そしてもう情報が政府にバレているかもしれない。だったら即座に手を打たねばという具合だろうね。だから殺すのだろう。 「…そして、殺すに転じるのだった。…じゃねーだろ。なんで俺がナレーションをしなくてはいけないんだ。」 「だってしょうがないよ。この小説の主、最近五月病とかいう病気発症したり、ゼノンザード欠乏症とか言う訳わからん病気にもかかったりしてたからねぇ。」※ゼノンザードとはAIを使ったカードゲーム 「だからと言ってなんで俺が慣れない語尾使ってやらなくちゃーいけないんだよー。」                             スイマセン 「まっ小説としては文字だけだし、ナレーションの声だなんて誰も聞けないし、大丈夫大丈夫。照れ屋な君の声を聞く人はいないから。」        ソウダゾ 「なっ、別にそういうことじゃないわ。」 「というこの小説の主の報告でした。」 「えっ、これ単なる主の報告に使われたやつなの?、じゃー俺らは?出番なし!?」 「うん、そう見たい。」 「ええええええ。」 という感じで報告でした。 というのは置いといて、 私ドロイドですが、そろそろ夏になるので8月にかけて書こうかなと…というか久々にさわると色々変わっててびっくり書き方とかね?(スマホも書き方変わってるし) という感じです。 もう7月なのに五月病ていう…
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