第2話勇者VS兵士、出会い

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アドバイスの元だろう。  風は冷たく、  たくさんの廃墟がゆれて、  そのなかに哀しみしかなくて、  零は食べ物がないということで途方にくれていた。  そんなときだった。  一本の矢が頬をかすった。 「人間め、でていけえええ」  とそこには弓矢をかついだ女性がいた。  胸の大きさはおそらくCカップくらいで、ヒップはあまりない、  ってそんな情報どうでもいいよ、  ここでも女たらし能力が発動かよ。  とかおもっていると。 「まて俺は勇者だ」 「うるさい、勇者だろうて、えええ、勇者? 私を殺さないでえええ」 「当たり前だろうが」  とレイが叫ぶ。  レイは目の前の女性を見る。  かわいらしい狸のような耳をしており、  小さなお尻には丸っこい狸の尻尾があった。  衣服はぼろぼろの狩人みたいなもので、  どうやら獣人と呼ばれる人みたいだ。  本当にはじめてみた、できれば夜をともにしたいと思ったが、  ここはいつもの女たらしのところを封印しよう。 「俺は勇者のレイというものだ。お前は?」
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