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第5話労働力を手に入れる
レイたちはメイちゃんをおちつかせることに数分をようしたが、
ゴッドスライムのことをレイとメイちゃんはゴッドと呼ぶことできまった。
「では魔王さま、まちがえました。ごほん」
とゴッドが頭の燃える少女の姿でこちらに向かってとまどっている。
一応いっておくが少女はすっぱだかであり、非常に目のやり場に困る。
それに気づいてくれたメイちゃんは布のローブみたいなものをもってきてくれた。
それを少女の形をしたゴッドさんにかぶせる。
どことなくポンチョのようにでっぷりとしているが。
「では勇者様、この滅びた魔王の国をモンスターたちの楽園、つまり王国をつくるでいいですね?」
「もちろん。こういった国をつくっていくシミュレーションゲームはたくさんやったことがあるから安心しろ」
「シミュレーションとはどういう?」
「気にするな、まずは労働力を集めようとおもう、この滅びた国の周囲はたくさんの資源に恵まれている。まず伐採しすぎなければ木材など、岩などもあるし、もしかしたら岩塩などもあるかもしれない、あとモンスターがいなくなったおかげで、たくさんに増えすぎた野生生物も食料の代わりともなるし、家畜や酪農なども」
「ちょ、ちょっとまってくださいメモが間に合いません」
スライムのゴッドはスライムの筆とスライムの紙でメモをとっていて、
彼女にしかわからない内容となっている。
レイの熱い夢計画を聞いていて目をきらきらに輝かせていたのはメイちゃんであった。
彼女は狸の耳を動かしつつ、こちらをみている。
「最終的には100人の女性とやりまくる王国をつくりたい」
「やりまくるとはどういう意味ですか」
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