小説①

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僕は、《わっ!》と思い、手をもう一度伸ばそうと片足をベッドにあげ・・ いや、上げるのはやめた。  《あーやばッ・・・今、このままはマズイ。》  ベッドを盾がわりに自分を隠しながら横伝えにお尻を浮かしながら進んで、後少しで手が届きそうな所まできた。 ベッドの中の女性は、僕のほうへジリジリと微笑みながらよってきた。 なんだか詰められている嫌な予感しかしない。 僕は、手を伸ばし目線を後ろに・・・   女性は、僕の背中に自分の身体を押し当てながら首筋にキス・・・チュッ💋  「あっ。」  首筋の唇は、肩にもキス・キス・くちずけ   「あぁ~」  柔らかで、温かくてくすぐったいなんとも不思議な感触が肩から顔のほうへ・・・     次第に僕と女性は、見つめ合い唇と唇がかるく重なる。 重なる唇は、吐息をまぜながらあつくなってゆく・・・
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