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今思えば、あのノートのカバーが・・・
陰と陽のわかれ道・・・
目の前の俺に手の平を魅せて友と呼ばせる喜びをあじわえたのも隼輔、昌樹や翼がいたから。
友人の御用なら聞きもしよう。
青春時代に華を添えてくれた友に感謝し、仕返しもかねて経験不足なものに手を出す事にした。
「ふッ」
《隼輔、昌樹それに翼楽しみにしてろ。》
メモとにらめっこしながらまた少し書いた。
書きながらペンがとまる、ノートにペンの音サラサラと書く音がまわりの雑音に掻き消され手からペンがコロリと落ちる。
《あぁ~経験値が、すこぶる足らん。》
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