35人が本棚に入れています
本棚に追加
そして、パートバンクの柴山さんから勧められたのが、この通信会社でした。
「ここは大手だし、パートの人もたくさんいますよ。お仲間と話もできると思います。入力はできますね」
一応、手元を見なくても打ち込めます。「お店」に疲れていたので、好都合でした。
さて、いくら通う場所と時間が変わらないからと言って、家の人たちに黙っているわけにはいきません。転職することを言いたくないのは、みそっかす扱いされるからです。
「人材として、魅力が無かったってことやな」
案の定、夫には一刀両断されました。
「でも、次に入る人は、取引先のコネなんやって」
「そんでも、花がバリバリ仕事できたら、店かって手放さんやろ」
それは、そうなんですけどね。
今年の6月いっぱいで、1年勤めた眼鏡店を去りました。
そして、次の日の7月から、ここに来たんです。
さてさて、集中して入力しないといけません。
入力作業は、打ち込んだ分だけ、目に見えて減っていきます。サクサク片付けている実感があります。でも枚数が、半端ないんです。今も「未入力」の箱には、申込書があふれかえっています。お昼までにどれだけ無くなるかしら。
最初のコメントを投稿しよう!