188人が本棚に入れています
本棚に追加
/40ページ
「だから……何ていうか。人に嫌われるというか」
「君は人に嫌われたくないのか?」
「それは……誰だってそうでしょう」
「他人に嫌われたくないと思って生きている人間は、死ぬまで他人に利用され続ける。僕のことを嫌う人間は二種類だ。みんなに嫌われている人間か、何か内面に隠し事がある人間だ」
――― なんかすごい自信。まあ若くして画家として成功してイケメンでお金持ちだから当然か。でも……。
僕はさらに間宮に疑問をぶつけてみた。
最初のコメントを投稿しよう!