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「これは珍しい」間宮がいった。 「何ですか? これ。 ペンダントですか?」  僕は思わず聞いた。 「これがどこにあったんですか?」  間宮は僕の質問に答えず白石さんに聞いた。 「三日くらい前にアトリエに入ったら、テーブルの上に置いてあったんです。ビル内の作家さん達にも落としてないか聞いて回ったんですけど誰にも心当たりがないそうです。でも、忘れ物というより、わざと分かるように置いてある気がして気味が悪くて」
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