100階
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「100歳のお誕生日、おめでとう!」 突然、目の前が明るくなった。 私の周りには、沢山の人がいた。小さな子供から年配者まで。みんなが私を見て、笑って手を叩いていた。そして私は、ゆっくりと理解した。 この人達は、きっと私の子供と孫だ。この温かい空気が、私のこれまでの人生を物語っていた。 「ありがとう」 私は何を心配していたのだろう。 拍手の中そっと目を閉じ、元の時間に戻る時を待った。
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