100階

3/7
24人が本棚に入れています
本棚に追加
/17ページ
「100歳のお誕生日、おめでとう!」  突然、目の前が明るくなった。  私の周りには、沢山の人がいた。小さな子供から年配者まで。みんなが私を見て、笑って手を叩いていた。そして私は、ゆっくりと理解した。  この人達は、きっと私の子供と孫だ。この温かい空気が、私のこれまでの人生を物語っていた。 「ありがとう」  私は何を心配していたのだろう。  拍手の中そっと目を閉じ、元の時間に戻る時を待った。
/17ページ

最初のコメントを投稿しよう!