1-2『三匹の酔っ払い』

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カランと扉を開けて、三人は木目の暖かい店内に入っていく 「はい、いらっしゃいこんばんはー」 初老の女将に案内されて、奥のテーブル席に腰掛けた 「とりあえず寒いから熱燗、八海山1合お願いします」 「大河俺もそれがいいから2合で、泰司はどーする?」 「俺はウーロンハイで!」 「かしこまりましたー」 そして三人は壁にかかったメニューを食い入る様に見つめて品定めした 牛スジ、玉子、大根、 三人は食の趣味もピタリと一致する 「じゃ全部三つずつで!」 大悟は注文してトイレに立った
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