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昼休み終盤……俺たちは教室に戻って
残り2時限の授業に集中した。
………ノートを取る花の後ろ姿を
視界に入れながら俺もノートを取る
花との関係が
" 彼氏 " に変わって
なんか……彼氏っぽいことしたくなる
少しずつでいいから……
触れる事……許してほしいな
…………にしても
花からあんな可愛い声が聞けるなんて
……理性が飛びそうだった
予鈴が鳴り………
授業に解放されたクラスメイトたちは
それぞれ…………帰る支度をする
花がゆっくり振り向き
『帰る?』
………その上目使い反則じゃないか?
ダメだ……前まで気にしたことがなかった……花のひとつひとつの仕草に……いちいち可愛いく思ってしまう……。
……まるで恋の魔法にかかったみたいだ
今日はバイトだから
……途中まで花を送っていく
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