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白と黒な僕たち
スキンシップが多過ぎて
不意打ちが多過ぎて…マジに困る
俺は……ひとりで頭を抱えていた
友達だった時の爽やかな樹はもういない
なんてゆうか……俺を見つめる目は
優しさと異性を見るようなのと……
逃げられないような……甘い目
思い出して身体がカァッと熱くなる
……男とってゆうか女とも付き合った事がないから……わかんないから
その、エッチする時……とかあんな風に触られたり……するのかな
自分の口からあんな……声が出るなんて
もう恥ずかしい通り越して怖かった
怖くなった……自分も樹の事も
………でもあまりにも拒んでいたら
樹に嫌われてしまうかもしれない
それは絶対に嫌だ……
叶わないって思っていた恋が
実ったんだから…だから…
……着信が鳴った
樹かと思って画面を見ると
早希からだった……
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