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「どうした」
「…え」
「また何か考え事か」
「…いえ……あっ」
源治さんと合流した私はそのまま源治さんお勧めの料理屋さんで美味しい食事を頂いてから帰宅した。
そしていつものように濃厚な夜の営みの最中──
「今日は少し乾いているな」
「え…そんなこと──ひゃっ!」
言い終わる前に源治さんは私の秘所を舐め出した。
「ふわっ…あっ…あぁん…あん」
ペチャペチャと粘膜を擦りつける音とチュッと吸い付く音が続き、中からトロッと愛液が湧いて来る感覚があった。
「源治さん…も、もう……頂戴…」
「──ふっ」
強請るように甘い声を出すと源治さんは嬉しそうな顔をした。
「由梨子…堪らない、その顔」
「……顔」
(私の顔って……別に特別可愛くないよね?)
今日、初めて見た生の彩奈さんは本当にうっとりするほど美しかった。あんなに美しい人なのにどうして源治さんは離婚なんてしたのだろう。
「由梨子」
考え事を吹き飛ばすかのような強く深い挿入にビリビリと体が痺れた。
「あ、あっ、あふっ……源治…さん」
「由梨子…由梨子」
ガンガンと子宮を突き上げるような律動に気を失いそうだった。源治さんの先が私の奥底、子宮の入り口をギュッギュッと小刻みに擦りつける感触が脳天を突き抜けるほどに気持ち良かった。
「ふぁ…あっあっあっあぁぁ、あっ」
開きっぱなしの口からはだらしがなく唾液が流れ落ちて、時々それを源治さんが舌ですくってくれた。
「あ、あっ…はぁん、あんあんあん」
もう何も考えられなかった。
激しく擦られ、捲られ、突かれて、まともな思考が出来ない状態だった。
ただただ源治さんから与えられる悦楽に必死について行くだけで、その果てにある絶頂を味わいたくて、ひたすら源治さんの動きに合わせて腰をくねらすのだった。
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