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「規」
創作の話。
オリジナリティを出すには、作品にルールが一つ必要となります。
サッカーにも攻めのフォワードにミッドフィルダー、守備のゴールキーパーがいてボールを蹴らない変わりに唯一手で持つことがいるように「ボールを持てない」ルールがあるからこそ、キーパーが唯一無二の存在になる。
トランプは唯一数字ではないジョーカーがいたり、麻雀では唯一何も書いてない白がありますが、ドラ以外の牌は基本的に頭になれるルールです。
同じのが二つ以上で頭になり、三つで泣きが可能。
国士無双のドラドラマンガン、リーチ一発ツモ!
と聞けば、
東南西北白撥中に一が四つ、春夏秋冬、東が頭、更にリーチ棒で得点十倍という役になります。ひとが捨てた牌であがるとロン、自分が引き当てるとツモ。ロンは捨てたひとが払い、ツモは全員が払うルールです。
そう考えると、麻雀のオリジナリティ牌はドラですね。
あがれない、なけないけれどあるだけで得点が倍になる。もう一つ牌をドロー出来るという。
もう1つがリーチ棒、役を固定してしまうデメリットがありますが、出すだけで得点が倍になります。しかも、麻雀の道具で牌じゃないもの。
この役怪しいと思ったらこのルールは効きますよ。チョンボ。日本語で間違いやミスを意味し、揃った役をフリテンに出来るというチートなルールです。
因みに国士無双は、文字牌は序盤で捨て牌になる確率が高いので、一つでも出ていれば国士無双であがるのは、難しくなるうえ、一を捨てる人はなかなかいないので、逆に出にくいことから役にするのは最高難度と言われています。だから役の中で最高得点という。
手堅い役なら、七統一
神経衰弱のように同じ柄を揃えまくる。
大三元。
神経衰弱のように同じ柄を三つ揃えまくる。
泣寝入り。
同じものが三つ揃えば泣きで手持ちの牌から除外できます。除外したら手持ちの牌のかずが三つずつ減るので、あがる確率は上がっていきます。得点は期待できませんが、リーチ棒やドラなどで点数の底上げをしていきましょう。
コツ。
人の捨てた牌から手を探りましょう。その手ではあがらないという消去法でいくと、傾向がわかります。コンビニ弁当の箱がゴミ袋にあれば自炊はしない人だと知れたり、エロ本がゴミ袋にあれば、このひとは独身であるという生活の知恵も身に付きます。たぶん。
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