10人が本棚に入れています
本棚に追加
/196ページ
「諺」
中途半端を意味するしり切れとんぼという言葉がありますが、しりが切れたしり切れとんぼという虫が実在すると知り、驚きました。
頭隠して尻隠さずという言葉は、しり切れグモから。
皿のような形のケツで巣の入り口を塞いでカモフラージュするクモです。演技の良い虫はとんぼと言われていますが、尻上がりという意味ではケツアゲムシ。
夫婦円満にはこの虫を。
オトシブミ。おすが葉っぱで卵の揺り篭を造り、めすがそこに産卵し、葉っぱの揺り篭は時期が来たら地面に落ちる。幼虫は揺り篭を食べて成長しますが、オトシブミには愛情という寄生虫がいるため、揺り篭の作り方は虫それぞれ。
正反対に独占欲の強いDVグモ、オオコガネグモダマシがいます。
交尾した後でめすの性器に傷を付けて避妊させることで、自分以外のおすの子供を産ませなくするという。
進化しないと言われたゴキが、抵抗性ゴキに進化し、メガ進化しました。
テントウゴキブリ。
見た目がテントウ虫と全く同じゴキ。見た目がテントウ虫ならひとに殺される心配はないと思ったんでしょう。
こんな虫も。
トゲアリトゲナシトゲハムシ。トゲがあるのかないのかどちらかわからない虫。皆さんはどちらだと思います。
アリクイより強い蟻。
自爆アリ。敵に襲われると腹を破裂させて自爆します。敵を道連れにして死んでしまうことからこの名がつきました。パンダアリ。パンダ模様の蟻に見えて蜂です。別名ウシゴロシと呼ばれる危険な蜂なのでご注意を。
ライオンゴロシ。
ゴマです。身の周りにかぎづめがあり、口にしたライオンが激痛で食事できなくなり、餓死すると言われます。日本のヒッツキモッツキみたいな植物ですね。
最初のコメントを投稿しよう!