七夕

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 小説の中に「誤字が許される」チートキャラがいるんです。 クリエーターに誤字はご法度ですが「初めて小説を書くキャラ」なら最初だけ誤字が許されるように思います。 本乃が普通に「これは愛と惜しみの愛借劇」と書いたら「惜しみの」って何だと思いますが、作品の中のキャラクターがそう書いたらば、ほかのキャラクターが「愛と憎しみの愛憎劇」に校正するストーリーを加えると、作品では必要なミステイクに化けてしまいます。 脱字でも似たようなテクニックが使えますが、頻発すると逆に怪しまれますので、適度に。 更に「ですます」口調のキャラクターをため口に、ため口のキャラクターを「ですます」にする方法が、一つだけ納得のいくものがあります。 キャラクターが態度を改めるというエピソードが一番説得力があります。
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