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ぼくのおちんちんは、パパとおなじおちんちんです。
ぼくは、おちんちんはみんな、かめさんのおかおみたいなかたちをしてるとおもってました。
ようちえんにはいって、はじめてのみずあそびをするので、ぼくはふくをぬいでパンツもぬぎました。
そうしたら、たっくんがおめめをまんまるにして、ビックリしました。
たっくんは「むけくんのおちんちんって、へんなかたちしてる!」と、おおごえでいいました。
そのこえをきいて、みんながぼくのほうをむきました。
「ホントだ!かめさんのおかおみたい!!」
ふっくんがさけびました。
「かめさんちんちん!かめさんちんちん!」
みんながぼくをわらいました。
せんせいが「ほかのこをからかってはいけません!」とおこって、すぐにしずかになりました。
だけど、そのひからぼくは、みんなからいじめられました。
♪もっしもっしむっけよ~むけくんよ~
せっかいのうっちで~お~まえっほど~
チ~ンポ~がへ~んな~も~のはない~
どうしってか~めに~にってる~のか~
ようちえんでは、こんなおうたがはやりました。
あるひ、ぼくはパパとママといっしょに、おふろやさんにいきました。
そして、おふろやさんのなかにはいってよくみたら、おとなとこうこうせいくらいのおにいちゃんのおちんちんは、ぼくとおなじおちんちんで、しょうがくせいくらいのおにいちゃんは、ようちえんのほかのことおなじおちんちんでした。
パパがいいました。
「ほら、パパはね、こうこうせいになっていじめられないように、おまえがあかちゃんのときにおいしゃさんにおちんちんのしゅじゅつをしてもらったんだ。おまえのおちんちんは、おとなのおちんちんなんだよ」
だけどぼくは(みんなとおなじおちんちんがよかったのに...)とおもって、パパをうらみました。
もうすぐようちえんをそつえんするあるひ、ぼくがいつものように、ひとりでおすなばにおやまをつくってあそんでたら、たっくんがすべりだいからおりてきて、ぼくをけりました。
「かめさんキ~ック!」
たっくんのあしが、ぼくのせなかをけって、ぼくはおかおをおすなのおやまにつっこみました。おくちのなかに、おすながはいってにがかったです。
ぼくはいたさとくやしさで、ワーワーとなきました。
(クッソ!おまえらパパのちんちんをみたことねーのかよ!こうこうにはいったら、たっくんみたいなちんちんをしているヤツを、てっていてきにいびりまくってやるぞ~!)
ぼくはこころのなかで、そうちかいました。
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