10 連撃ハイウェイ!

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―一方、蓮たち― 蓮たちは新太が03と戦っている中、グロウリィーと戦っていた。 二度の大規模なチャージ攻撃を受け、蓮以外の二人は満身創痍に近かった。 「ちっ…こうなりゃ俺一人だけでもやったらぁぁぁ!」 蓮は槍杖を構えて勢い任せで飛び出した。 グロウリィーはそれを倒さんと魔力によるレーザー攻撃を仕掛けようとした。 「来たよ、蓮!」 半ばなげやりになっていた蓮だったが、新太の言葉を受け、何とか正気に戻り、ゼロ距離な魔力によるレーザー攻撃をかわしてみせた。 「ヒーローは遅れてやってくるってクチかぁ!」 「あったり前じゃん!オレたち二人でクレイジーボーイなんだからさ。」 「へっ…俺よりクレイジーさが欠けてるような奴に言われたくはねぇぞ!」 「…蓮が本調子になった!」 「Four Animals、全員集合だね!」 「みんな…一気に押しきるぞ!」 「「「おーっ!」」」 二菜は腰のホルスターから銃を取り出し、走りながら乱射してグロウリィーのローブを少しずつ凍らせた。 『ムムゥ…!?』 ローブが凍って浮遊していられなくなったグロウリィーはやがて地上に落ちてきた。 「地上はこっちのモンだぜゴラァ!」 「ちょっと四野くん!二人で仕掛けようよ!」 「好きにしろぉ!」 二菜は三樹と蓮が近づくギリギリまで銃を乱射してグロウリィーの動きを制限した。 「「うおおおおっ!」」 三樹と蓮はほぼ同時にグロウリィーに攻撃して、大ダメージを与えた。小型メイスと碇型の剣杖が同時に振り下ろされたこともあり、グロウリィーは大きく吹っ飛んだ。 「ぶちかませやぁ、新太ぁぁぁ!」 「これで…トドメだぁぁ!」 よろよろ起き上がったグロウリィーの頭上から新太の大剣が勢いよく振り下ろされた。 次の瞬間、グロウリィーはHゲージが全てゼロになったため、花火のように四散した。 ~予告~ Four Animals豆知識!蓮の好物はチョコブラウニー!自分でつくって食べるくらいなんだ! おい新太、次そういうことを言いふらしてみろ…お前の首もらうぞ。 わぁぁぁぁ!ごめん(×10)! 次回〈決着のデッドゾーン!〉
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