50人が本棚に入れています
本棚に追加
/491ページ
放課後となり、春香と夏美は途中まで一緒に部活動へと向かった。
「これで、塩田先生に変な虫が付かなくなりましたわね」と言いながら、夏美は優しく微笑んだ。
春香が「うん♪あとは性欲ババアだけだよ」と言うと「強敵ですわね。でも塩田先生は、春香さんのことを大切な女性だと思っているでしょうから、大丈夫ですよ」と言いながら、イチゴミルクを飲んで春香を見つめた。
「夏美ちゃん、ありがとう。また助けられちゃったね」と春香が言うと「困ったときは、お互い様ですわ。では、失礼しますね」と言い、夏美はお辞儀をしてから部室へと向かった。
春香は夏美の後ろ姿を見送るとヨーグルトパックを飲みきって、大きく深呼吸をしてから体育館へと向かった。
最初のコメントを投稿しよう!