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学校へ行くと、クラス表が張り出されている廊下へと向かうとクラス表を確認をした。 女子校だったと言うのもあって、様々な黄色い声が響き渡っていた。 春香は小学生から中学生まで男子たちにイジメられていたため、男性が苦手となっていた。 一年のときの担任の先生は、女性だったから安心しながら自分の名前を探していると見つけた。 「今度のクラスは、5組かぁ…担任の先生は、誰だろう??」と言いながら、担任の先生の名前を見つけた。 すると"塩田照夜(しおたてるや)"と書かれていた。 春香は思いきり嫌悪感丸出しの顔をしていると、一年のときに出来た友達の長泉千晴(ながいずみちはる)が駆け寄ってきて「春香、私達同じクラスだよ♪」と言いながら、駆け寄って来た。 千晴は読者モデルをしていて、よくモデル自慢やマウンティングをしていて女子からはあまり好かれていなかったが、春香は自分にないものを持っていて憧れていた。 「あっ…本当だ♪良かったぁー!」と言いながら、胸を撫で下ろした。
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