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「私たちが乗っているオイ車も、あのザムラも、戦いたくて戦えず眠りについたんだ…きっと未練を晴らす為に、今、同時に目を覚ましたんだ…
だから!戦うべきなんだ!」
「ええ!?まあそうか…」
「覚悟しなきゃね…」
怯んでいた櫂と蘭子も、決意した引き締まった表情になって来た。
麻美は巫女らしく涼しい顔で、予備砲弾に祝詞を刻み、装填してから狙いを定めた。
「では、もう一局行きますか…」
そして櫂は操縦桿を握り、ペダルを踏みしめて、ザムラに向かって突き進む!
更に蘭子は、狭い窓からザムラの巨体を見る。
ザムラは右腕大刀を構え、こちらを睨み付けている。
「向こうもやる気みたいだね…」
ザムラも突進して、こちらと衝突は免れない…
二つの古の戦士の、決着の時は近付く…
そしてその刹那、オイ車とザムラは激突した!
「ギニャアアァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
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