戦後100年

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老人は話す 「この国で、もっとも、尊い血族の方に依頼を受けて、貴方を呼び覚ました。本来なら、戦争で傷つき死んだ者達の眠りを妨げるのは不本意だが、北海道の危機のため、お力を借りたい。」 と、語った。 お力を借りたい? 北海道の危機? 戦争は、続いているのか? しかも、100年とか? 俺は、質問した。 「今、昭和何年ですか?」 老人が答えようとした時に 「その答えは、私が答えよう」 一人の若い女性が現れた 女性は、詩音と名乗った。 彼女は宮内庁と公安という組織が合同で 作った御劔衆という組織に属しているという 彼女は その北海道の統括者だという。 「今は、昭和、平成と過ぎ 令和20年で もうすぐ、戦後100年になる」 「で、貴方は、どこまで覚えている?自我はあるみたいだが、、、、名は」
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