蒼黒銀の断罪の双翼 Ⅴ 〜銀刻の間〜

登場人物紹介・これまでのあらすじ

［登場人物紹介］

スセン
17歳、男、薄茶色の髪、濃い灰茶色の瞳。
「背負い鋏の者」と呼ばれる正しき契約を司るヴァラトヴァ神の正司祭。ヴァラトヴァの聖使と呼ばれる“断罪の双翼”の担い手。ヴァラトヴァ神殿の総本山である大神殿で“覡の長”の役職を持つ随一の覡能力者。

シオナ
15歳、女、絹糸のように滑らかで真っ直ぐな黒髪、少しだけ赤味がかった茶色の瞳。
ルトの里で雨乞い娘をしていたが、里を出てスセン達の旅に同行し始める。スセンに追随する可能性のあるかなり強い巫女体質の持ち主。スセンと恋仲になるが、セネルト大神殿で巫女として、スセンの迎えを待つことに。

カラト
25歳、男、濃い茶色の髪、黒眼。
カーザ領主家の一人息子。
スセンとの1年余りの旅を終えて、ジオルやクルドを連れて領地に戻ったところで、スセンに再会する。

ジオル
37歳、男、白髪、焦げ茶色の眼。
スセンの正式な専属護衛。商隊“隻眼の白描”を解散して、ヴァラトヴァ大神殿に戻ろうとしているスセンを追い掛けていた。昔、スセンを庇って左手と左目を失っている。

クルド
26歳、男、黒髪、黒眼。
ジオルの商隊から独立した商人。スセンの抱える事情の一部を聞いて、スセンの為に働くことを決めた。カラトやジオルとスセンを追っていた。

アゼラ
19歳、女、赤茶色の髪、焦茶色の瞳。
エル・ミウバの仮代執政官の娘。カラトの婚約者。

テシル
42歳、男、茶色の髪、少し赤めの茶色の眼。
セネルト大神殿の覡の長。シオナの父親に当たる。