オヤマダさんとホリ

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昼になり休憩のためホリがいったん会社に戻ると、社長から、午後はトラックをおりて、会社のすぐ裏にある社長の自宅の庭の造園工事を手伝ってほしいと言われた。

本当ならそういう作業は業者に依頼するところだが、ちょっとの間トラックのほうの仕事が薄いらしく、そういう日はなるべく運転手に交代でやってもらいたいのだとか。

日ごろ、お世話になってる社長からのお願いなので、ホリはこころよく引き受けた。

そういう訳で午後は社長とホリで、造園の作業をしたのだった。

トラックの運転とちがい、なれない体力仕事だったので、汗をかいてヘトヘトに疲れた。

終わったあとに社長から報酬としてビール券を2枚いただいた。

頑張って良かったとホリは喜んだのだった。

しかし次の朝にホリが出勤すると、なぜかそのことに対してオヤマダさんが、いきり立っている様子だったのだ。