叔父、聖市朗

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叔父、聖市朗

金曜日が終わり、土曜日に代わった時間に布団の中に潜り込む。 締め切り2週間前に1本書き上げた。 肌寒さももうすぐ終わるという季節。布団の中にはぬくぬくと健やかに眠る少年が1人。 誰かの為の布団は無かったから、作品を書き上げるまで一緒でいいかと深く考えなかった。 ヌイグルミとか、抱き枕とかだと考えて、少年を抱きしめながら、狭い布団で眠りについた。
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