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ゴオーーーーーーー
やっぱり便利だなこいつの能力は。
こいつの能力のことは少ししか知らない。
「風を操る」としか聞いていないなこいつからは。
「不愉快くん。君はこの会議何のためだと思うかい?」
「そうだな、とりあえず人員の補充についての話し合いじゃないのか?
うちの日本支部は俺ら2人だし・・・ほかに国のやつらも人員不足は考えていることだろうな」
と考えていることを正直に話す。
篠風は首を傾げながら
「んー、私はそうは思わないかな。人員のことなら私まで呼ばれる必要性はないと思うだがな」
まぁ確かにそれは一理ある。人員補充であれば
0th 1t 2nd 3rd だけでやるのが、いつもの決まりだしな。
「なら、何だと思うんだよ5th」
篠風は少し考え「まぁ行けばわかることだろう」と言い残し
フランスに猛スピードで向かった。
フランス パリ
「やっと着いたね、時間がないから早くいくぞ 不愉快くん」
「とんでもないスピードだな」
と言った愉快に対して微笑みを返しすたすた基地の中に入っていく
それに続いて愉快も入るがそこに見たことのあるBカップのやつがいた。
「おい、篠風あいつうちの生徒の天霧カナンだぞ。
どうしてあいつがいるんだ。」
「あ、ほんとだな、なんでだろうか。。。」
あれ、篠風がおかしいな。こいつはわからないことがあれば
自分で聞いてこいなど命令してくるはずなんだが。
「てめえ、何か知ってやがるな」
と睨みつけるがそれを無視して席に着いた。
『皆様、お久しぶりですね。受付、またこのアジトの看守を務めさしていただいてる人影千夏です。よく集まってくださいました。
さて今回なぜ集めさしていただいたかというと」
「千夏 いい俺が説明する。」
と後ろから1stが出てきた。
人影千夏はペコッっと頭を下げ自分の席にも戻った。
「さて今回は2つのことについて話がしたいと思っている。
まず一つ目はいまこのセルヴォに盾突こうとしている勢力が3っつある。
アメリカ イギリス 日本だ。」
敵対勢力かずいぶん久しぶりに出てきたと思ったら日本まで入ってんのかよ。
「その勢力を潰すためにアメリカでは2nd 11thが動く予定になっている。
イギリスでは 4th 10thがもう動いてくれている。今日いないのはそういうことだ。
そして日本は3rd 5thがもう動いている。」
は?もう動いているってまさか生徒会のことか?
篠風そういうことかよ めんどくさいことを引き受けやがったな
「しかし日本ではトップのやつらが動いているのだがこの二人には少しきついところがある。
そこで二つ目だ。日本に人員補充をする。 入れ」
そういうと陰の中から そう 天霧カナンが出てきたのだった。
やっぱり偶然じゃなかったな。
「名前は天霧カナン、15thの候補の一人だ この任務で成果を上げることができたなら見事仲間入りってことだ」
そう聞いた俺は手を挙げた。
「どうしてこいつなんですか 俺と5thができないことをこいつにできると思えませんが」
1stは突然篠風をみる。
『てへっ』
こいつ、、、黙ってやがったな
そしてやれやれといった感じで俺に答え始めた。
「5thには説明していたんだがな。君にも言っとくべきだったな。すまないこの天霧カナンは元官僚の娘だ そこで上にもパイプを持っており調査するにはこれ以上にない適役なんだ」
すかさず俺は
「日本のトップが敵対勢力なんだろ?ならこいつもその中の一員ってことも考えることができるんだが。」
「3rdほんと君は心配性だな。そう感じた時が来たのであれば君が殺していい。この子はスター持ちだしな。君にも都合がいいだろう。」
愉快は納得したように頷いた。
「天霧カナン挨拶をしてくれ」
『はい、わかりました。
この度セルヴォの一員になるためにこうした大役を任されることになったわけですが そこのストカー野郎のように私のことを信用していない方が大半だと思います。』
誰がストカーだ!こんな性格ブスのやつをストカーするほど俺は暇じゃないんでな。まぁ時間はあるが・・・・
『そこで信用を少しでもわかってもらうために能力を皆さんに見てもらいたいと思います。』
そう言って能力を見せてくれた天霧カナンを信用することは俺にはできなかった。
「あと一つすまないがいいかな。」
1stがおもむろに話を切り出す。
「罪の意識が盗まれた。何者かによって。」
アジト内が少しざわつき始める。
「罪の意識とは歴代の0thが血を注いできた小瓶のようなものだ。
しかしそれはとても危ないもので高価なものだ」
罪の意識とは血が入っているんだがそれを飲むと能力が劇的に向上する。
そんなものが盗まれるなんてこのアジトの警備がザル過ぎたんじゃないのか。
いや違うな。
「1stちょっといいかな。それを盗んだ犯人はこのセルヴォの人間と思ってしまうだが。」
「3rdそれはあるかもしれないが仲間を疑いたくはないんだ。犯人の目星はついているのだが一応みんなに伝えておきたくてな。
そいつらにあったらくれぐれも注意するように」
その話を終えその場は解散になった。
しかしあの天霧カナンと一緒に行動するなんてめんどくさいことになったな。
そうして篠風と共に帰った愉快であった。
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