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「ふぅ…」
人が去ったため、安堵し彼は息を漏らす。
すると、背後から音も立てず近づいてくる人影が…
ポンっ
「わぁっ⁉︎」
突然肩を叩かれたネロは驚きのあまり声をあげた。
振り返ると、そこには皆とは違う制服を着た1人の少年が立っていた。
「依頼だ…僕の悩みを聞いてほしい…」
彼は、ネロにそう言った。
ネロはまだ動揺を隠せず黙っていると…
「図書館に来い。そこで話す…」
そう告げると、彼は廊下の奥に去っていった。
ネロはすかさず、彼の歩みを止めるように
「待て‼︎君の名前は⁇」
と叫んだ。
「Vとでも、呼んでくれ。」
Vは振り返りこう答え、そそくさと奥へと消えた。
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