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図書館に着くと、生徒も誰もいない。
奥に行くと、1人ポツンと座る彼がいた…
「遅いじゃないか。依頼人を待たせてどうする?」
呼んでいる本を閉じながらネロの方を振り返るV…
「別に…便利屋は本業じゃないんでね。
で、悩みって⁇」
そう言いながら、ネロはVの隣の机に腰かけた。
「机に座っちゃ行儀が悪いよ。」
そう言われてネロは、ムスッとしながらも、椅子を引き背もたれをVに向け、またがって座ってみせた。
「ほら、ちゃんと座ったから、話せよ…」
ネロに急かされ、Vは渋々口を開いた。
「なんで銀髪なんだい?」
Vはなんと、悩みではなくネロの容姿について聞いた。
ネロはますます顔を歪め、嫌そうに口を開く。
「しらねぇよ。親父と同じで元々生まれつきこの色なんだよ。文句あんのか?」
そう言われ、Vはネロの方を向きおもむろにシャツのボタンを外し始めた。
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