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玉城さんはそれを確認すると、深いため息のあとに小さく舌打ちをするんです。
イライラさせてしまった、
迷惑をかけてしまった、
私はさらに死にたくなるんです。
「ごめんなさい…」
やっとの想いで絞り出した言葉でした。玉城さんには届かなかったのかな。
何も返さず、作業に取りかかりました。
ですが、おそらくそれを洗い流すためのボトルを忘れたのでしょう。
もう一度ため息をついて、早歩きで部屋を出ていきました。
暗闇でよく見えないけど、下半身を襲う寒気とそれ以上に恥ずかしさが押し寄せてきます。
玉城さんはすぐに戻ってきませんでした。
玉城さんが来るまでの間、私は下半身を露にしたまま呆然とするんです。
この時間が何より嫌なんですよ。
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