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?「ごめんね咲菜!!途中でウザイ奴に会っちゃっ
てさ…。」
この俺の隣で喋っているの男は、佐藤和真 俺の唯一の親友と呼べる男だ。
だが、たまによくわからないことを言う。
例えば俺の事が可愛いとか。食べちゃいたいとか…
俺の事が可愛いなんて言う奴はこいつだけだ。
食べちゃいたいというのはよく分からなかったが、とにかくコイツは良い奴だがたまによく分からないことを言うので、その時は無視するようにしている。
和真「咲菜!咲菜ってば!」
咲菜「!あぁ、すまない。考え事をしてい
た。」
和真「もーー!ちゃんと聞いててよね!」
咲菜「ああ。」
コイツは身長は俺よりも高いくせに何故か可愛がってやりたくなる。ワンコ系っていうのかこれは?
そう考えながら俺は和真の頭を撫でてやった。
そしたら和真は一瞬目を見開いたが直ぐに目をつぶり気持ちよさそうにした。
その様子に俺はやっぱりコイツはワンコだなと思った。
だが咲菜は知らなかった和真が俺の事を飢えた獣のような目で見ていたことを…by作者
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