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あなたに
この愛すべき孤独を抱きしめて
私は女になるのでしょう。
苦しくて寂しくて息をするのも重たい
こんな1人の部屋の中でも
世界は少しずつ時を進めて
私を明日へと連れていく。
なぜ人間はこんなにも1人に弱い生き物なのでしょうか。
なぜ1人で生きていく心を与えてくれなかったのでしょうか。
1人が平気ならそれが1番気ままで楽なのに。
でも1人で感じる幸せなんてたかがしれていて
あなたといればTVを見る時間も
歯を磨く時間でさえも
私の中で最高の愛しい時間になっていく。
一度会えばもっともっと一緒にいたくなって
さよならなんてしたくなくて
明日も明後日もその次もその先もいつもいつもそばにいてほしくなって
きっとあなたを苦しめる。
求め合うものが違う2人はきっと互いを傷つける。
いつか最高の最後の一人に出会えるまで
私は誰かを傷つけ、誰かに傷ついて
生きていくのでしょう。
会いたい。
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