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両親にニート宣言をする前『ニートになるだなんて言ったらなんて言われるか』と、一生懸命理論武装していた絵里は、一言だけ言って涙を流す両親の真意が分からず逆に困惑してしまった。
果たしてうちの両親はニートを何だと思っているのか?
ニートになる事を何故受け入れられているのだろう?いや、そもそも受け入れているの?違うの?
その涙は何?喜び?悲しみ?
あの時、色々な疑問が頭をもたげたけれど、結局聞けずじまいのままに時が流れ、今に至る。
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