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そんなこんなで、とりあえず…
喫茶店に向かった僕。
そこには私服姿のあいつがいた…
如月 邦人
キサラギクニヒト
「よ!いさお…」
僕:水城(ミズキ)
「やあ、如月…」
挨拶を返した僕…
如月 邦人
キサラギクニヒト
「そんじゃ、俺んちに行こうか…
その、キャリーバックを置くためにな。」
如月はタクシーを呼んで僕もそこに乗り込み
荷台にキャリーバックが入れられた。
如月は運転手に目的地を告げる…
僕:水城(ミズキ)
「もしかして、如月…
お前、寝てないとか?」
如月 邦人
キサラギクニヒト
「ふあぁ~!は?
寝たに決まってんだろ…
つかさ、そろそろ名字で
呼ぶの止めてくれないか?」
僕は如月をジーッと見つめる…
僕:水城(ミズキ)
「邦人って呼んで欲しいの…?」
如月は眉尻を下げた。
如月 邦人
キサラギクニヒト
「もっと柔らかくさぁ…
くにひとって呼んでくれないか?」
くにひと…か。
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