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「あれ、さっきまで一緒にいた子ってあかねちゃん?」
と疑問そうに話しける
「えーとそうだよ、同じクラスでたまたまさっき会ってちょっと話していただけだよ。」
右斜め上をみながら答える恭也に対して岩本は
「そうなんだ!仲いいから少し話したかったなー」
少し残念そうに話す
「あ、仲いいんだ 知らなかった。」
「まぁとりあえず待ってくれてありがとう深海君、帰ろっか!」
とニコッと笑顔でこっちを向く
「うん、、、」
顔が赤くなり体温が高くなることが自分でもわかった
何気ない会話をしながら二人は電車に乗り【神崎駅】で降りホームの前で
「今日は家まで送らなくていいよ深海君」
いつもなら家まで送るのが男でしょっと言う岩本がそういった
「え、なんで?いつもは家まで行ってるのに」
「ここで待ち合わせしている人がいるから、今日は大丈夫だよ!
ありがと一緒に帰ってくれて」
いつも笑顔の岩本が少し暗い表情したことに疑問に思った
「待ち合わせってだれ?」
かなたの言葉が頭をよぎる
「えーっとそれは・・・」
「もしかして彼氏?」
「・・・・うん」
また胸がズキズキしだした。
「そっか、じゃあもういいよ じゃあね」
恭也は後ろを向き歩いていく
「ちがうの!深海君!わかr」
「言い訳なんて聞きたくない。」
何かを言いかけたことはわかっていた恭也だったが気持ちの整理ができなくて走って家まで帰っていった。
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