幸せになってほしいと願う

態度

家に着いた恭也はおもむろに携帯を出しメールが来ていることに気づく

榊原あかね
「恭也君　練習お疲れ様　タオルいつでもいいからねー」

榊原からのメールが来ていた。

「うん、、、ありがと。」

1分後

榊原あかね
「どうしたの？いつもより元気なくない？」

「ちょっと部活のことで悩んでて・・・」

そう返した30秒後に

プルルルル
着信　榊原あかね

「もしもし？」

『もしもし？どうしたの？私でよければ話聞くよ？』

「えーっと、部活で先生に怒られてちょっとへこんでるんだ」

『恭也君ウソついてるでしょ、嘘つくとき絶対に「えーっと」から話始めるからわかるんだよー』

ドキッ　心臓が小さくなった

「ははは、たまたまだよ。それは榊原の勘違いってやつだね」

『ふーん、じゃいいや。それなら今からタオル返してくれない？』

「え！いまから？もう20時だよ？俺はいいけどさ榊原大丈夫なの？」

「心配してくれるなら、家の近くまで来てよ・・・新中央公園で待ってるからね」

プッ　プープー

部屋着から普段着にすぐに着替え自転車に飛び乗った。

家から新中央公園までは大体30分くらいの距離を恭也は20分で着いた。